「嫌われる勇気」から学ぶこれからの会社員の生き方

4月に入りましたね。新入社員として入社したぼくは、世間話や気の利いた言い回しなど会社員としてうまく立ち回ることがなかなかできずにいました。

そんな僕でも入社して4年も経つと、当たり障りのないように接する社会人スキルを身につけることができました。

しかし、この周りの目を気にして自分のことを犠牲にして、いい人ぶることは本当に人生を幸せにするとは限りません。

これからは「嫌われる勇気」を持つことが幸せに生きる手段の1つなのかもしれません。

はじめに

アドラー心理学の「嫌われる勇気」とは

アルフレッド・アドラーはフロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称されるオーストリア出身の精神科医です。

アドラー心理学は「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な答えを提示します。

えっとアドラーさんは精神科医で・・・。心理学者で・・・。哲学者・・・。すごく難しそう。

そんなことありません。著作「嫌われる勇気」は難解なアドラー心理学をとても分かりやすく説明してくれています。

そもそも全ての悩みは対人関係

短所ばかりが目についてしまうのは、あなたが「自分を好きにならないでおこう」と、決心しているからです。自分を好きにならないという目的を達成するために、長所を見ないで短所だけに注目している。

社会人になるとだれもが石橋を渡るような超ど安定志向になります。学生のような「夢が〜」とか、「やりがいが〜」と言っているような奴は間違いなく冷ややかな目で見られます。

「おいおい、大人になってまだそんなこと言ってんかよ。もっと現実見ようよ。(*´Д`*)」

アドラー心理学の視点では、行動しない言い訳として短所を理由にしているというのです。

「空気読めない行動をして嫌われたらどうしよう」とか思っているとどんどん悪いところに目がいき、相手のことも自分のことも嫌いになってしまいます。

会社の中には悠々自適に働いている人がいますが、このような人間関係を気にしないもしくは人間トラブルに巻き込まれない立場を持つことはストレスのない幸せな人生を送ることができ羨ましいなと思うことがあります。

ぼくは飲み会に絶対に参加することをやめてみました。飲み会の時はほとんどが定時退社だし、何も予定なくて帰宅する瞬間が部活をサボった高校生みたいな感じでかなり贅沢な感じで控えめに言っって最高な気分です。

また、飲み会に参加していないとたまに参加したくなることもメリットの1つですね。

たまに参加する方が、飲み会を楽しもうとする前提が生まれて生産的な時間が過ごせます。

1劣等感は主観的な思い込みをやめる

我々を苦しめる劣等感は「客観的な事実」ではなく、「主観的な解釈」なのだ。

「自分は若くないから・・・。若い奴はいいな」という劣等感丸出しのおじさんは若手から見ればフォローの言葉すらかけるのが失礼と思ってしまうほど残念です。

自分が若くないこと挑戦する理由にするのかはおじさん次第です。

「劣等感を長所とするか短所とするかは、自分の手で選択可能だ」ということをアドラーさんは主張しています。

わざわざ言葉にして自慢している人は、むしろ自分に自信がないのですとアドラーははっきりと指摘しています。
「もしも自慢する人がいるとすれば、それは劣等感を感じているにすぎない」と。
会社、ブランドの権威を結びつけることによって自分が優れているように見せかけている。つまりは偽りの優越感を感じている。

「おれ・・。むかし仕事バリバリでだったんだぜ」という武勇伝を語るおじさんほどまた飲みたいと思いません。いつも飲み会に出現し、いつも同じ武勇伝をを披露するので、またかよって飲み会にいきたくなる若手は少なくなってしまうのは当然ですよね。

自慢する人は今の自分に劣等感を感じているからです。これはおじさんに限らずどの年次の社員にも武勇伝を語るひとは存在します。

飲み会ではかなり寒いので自分でも言わないように気をつけています。_φ(・_・

やっぱり劣等感は相手からの評価を下げることにつながるので、ネガティブ思考からポジティブ思考に変換するべきです。そっちのほうが一緒に会話していて楽しいですから。

2人生は他者との競争ではないことを知る

前を歩いてようと後ろを歩いてようと関係ないのです。いわば、縦の軸が存在しない平らな空間を我々は進んでいる。われわれが歩くのは誰かと競争するためではない。今の自分よりも前に進もうとすることにこそ、価値があるのです。

会社に所属すると先輩、後輩のような縦の関係が必然的に生まれてきます。

特に同じ年に入社した同期は初めは同じ職位であったものの、やっぱり年次が経つにつれて先を越されると悔しいものです。

しかし、自分にとって本当の幸せは同期よりも1つ抜きん出て出世することでしょうか。

対人関係の軸に「競争」があると人は対人関係の悩みから逃れられず、不幸から逃れることができません。

大切なことは自分が大切にする価値観の軸をしっかりと持つことですが、これはなかなかできてない人が多いです。

人は対人関係の中で「私は正しいのだ」と確信した瞬間、すでに権力争いに足を踏み入れているのです。
そもそも、主張の正しさは勝ち負けとは関係がありません。あなたが正しいと思うなら、他の人がどんな意見であれ、そこで完結するべき話です。ところが、多くの人は権力争いに突入し、他人を屈服させようとする。だからこそ、「自分の誤りを認めること」をそのまま「負けを認めること」と考えるわけです。

社会人はある意味閉鎖的な空間なのでお互いにマウンティングの取り合いになっています。

言い負かしたものが勝つという価値観が根強くあります。ぼくは言い負かす能力が高い人を羨ましいと思っています。言い負かされれば自分が不利な条件で仕事が進んでいくためです。

しかし、非を認めることは負けではありません。

「褒めてもらいたいから適切な行動をとること」はむしろ、「褒めてもらえるひとがいなくなったら不適切な行動をとること」になる。
親切なことをして、誰からも褒めてもらえなければ憤慨するか、2度となんなことするまいと決心するというのは明らかにおかしな話。
もしもあなたが、「他者の期待を満たすために生きているのではない」のだとしたら、他者もまた「あなたの期待を満たすために生きているのではない」のです。相手が自分の思う通りに動いてくれなくても、怒ってはいけません。それが当たり前なのです。

イライラしがちな上司は自己中心的だとアドラーさんは主張しています。

物事は逆算して、行動することが非常に大切ですが。高評価を狙って行動することをしたにも関わらずに期待通りの評価を得られなくなり、その結果憤るなんて本末転倒ですよね。

「するべき行動をとる→評価される」という正しい順番にするために、何が求められていて、何をすべきがを考えることが大切です。

3本当の自由を追い求める

きっとあなたは自由とは「組織からの解放」だと思ってはないでしょうか。家庭や学校、会社、また国家などから飛び出すことが自由なのだと。しかし、たとえ組織を飛び出したところで本当の自由は得らません。他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないかもしれないというコストを支払わない限り、自分の生き方を貫くことはできない。つまり、自由になれないのです。

自由とは他者から嫌われることは社会人の狭い人間関係において、最もリスクなことです。

しかし、馬が合わない人や他人の成功を喜ばない人がいることは事実です。そんな人にでも良い顔をしている人を見ているとあまり羨ましいと思わないのは何故なのでしょうか。

ユダヤ教の教え
「10人の人がいるとしたら、そのうち1人はどんなことがあってもあなたを批判する。あなたを嫌っているし、こちらもその人のことを好きになれない。そして10人のうち2人は、お互いに全てを受け入れ会える親友になれる。残りの7人はどちらでもない人だ。」

自分のこと嫌いな人って距離感縮まらないし、その場限りの関係なんですよね。そんな時には、全力で距離をとりましょう。

お互いに大切に思える人だけを大切にできればそれで幸せだと感じます。

さいごに

褒められるということは、他者から「よい」と評価を受けているわけです。そして、その行為が良いか悪いかを決めるのは、他者の物差しです。もしも褒めれもらうことを望むならば、他者の物差しに合わせ、自らの自由にブレーキをかけるしかありません。一方、「ありがとう」は評価ではなく、もっと純粋な感謝の言葉です。人は感謝の言葉を聞いたとき、自らが他者に貢献できたことを知ります。

あいての良い所を探そう。ついでに自分の良い所も。

仕事ではビジネスライクのようなギブ&テイクの概念がついて回ります。

「あいつを助けてばっかりたけど、何も返されていないから損した」とか。

大切なのは行為レベルでななく、存在レベルで人の価値を認められるかであり、職場を明るい雰囲気にしてくれたことを感謝できることです。

自分が仕事ができないのであれば、働きやすい雰囲気づくりでも頑張りましょう。

最後にぼくが好きな部分を紹介します。

あなたが「10年前に知りたかった」と思っているということ。それは「今のあなた」に響いているからこそ、そう思うのです。10年前のあなたがどう感じていたかは誰にもわからない。あなたはこの話を今聞くべきだったのです。

1冊の本や人の出会いは自分の価値観をガラリと変えさせることがあります。

アドラー心理学は他者を変えることではなく、自分が変わるための心理学でした。

おわり

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