大企業の伝統的な福利厚生に「社宅制度」があります。
すごく会社が高圧的な態度で無理やり会社員を社宅に押し込めている嫌な感じでしたが・・・。
しかし、会社の所有している寮や借り上げマンションを利用することで、格安で住めることがメリットになっています。
家賃は収入の1/3を占めるのが妥当と言われているほど費用としてかかってしまいます。
しかし、この家賃を少ない費用に抑えることができれば、すごくお金が貯まるのではと思いきや、全く貯金をすることができませんでした。
給料をもらった分だけ使ってしまうんですよね。
社宅を利用できる大企業の会社員だからこそ、お金に対する認識が欠如してしまい、湯水のようにお金を使い続ける毎日を送っていました。
社宅で削減できる費用
社宅の相場を調べると周辺家賃の20〜50%が相場になっているようです。
多くの場合で周辺家賃相場の20~50%ほどになることが多いです。家賃相場は地域によって異なりますので、居住を予定している地域の家賃相場を調べておくことが大切です。
以前、ぼくが住んでいた社宅はワンルームの家賃相場が6.66万円に対して、実質負担が2万円でした。
そのため、周辺家賃の70%の負担で住んでいたことになります。社宅の相場と比べると非常に恵まれているようですね。
貯金できるお金は月額4.44万円ですので、年間50万円程度節約することができます。
加えて、敷金・礼金が不要であるため、引っ越し時の初期費用も実質負担がないのですが、見事なほどにお金を貯めることができませんでした。
大切なのは浪費をしない意識を持つこと
家賃2万円は給料からの天引きであったため、家賃を払っている認識がありませんでした。
実質的なお金の負担はほとんどないですが、その反面で躊躇なく洋服を買ったり、高い家電機器を買ったりと週末はお金の浪費を行なっていました。
これは、節約しようという意識がまったく芽生えなかったのが原因ですね。
固定費の意識もゆるゆるでなんとなくジムに入会したり、netflixやhuluなどに加入しては結局やっていないものもたくさんありました。
社宅から引っ越して、自分で家賃を払うようになってから圧迫している支出たちをどうやって削減しようかと考えるようになりました。
固定費ですらジムとか保険などの不要なものを削減することで、月額1.5万円も節約できるようになり、家賃の補助を相殺することができます。
さらに浪費についても考えるようになり、無駄な服とか飲み会も削減するようになりました。
これも毎月正規の値段の家賃を払うことで、節約しないとと考えるようになったためです。何も考えずに社宅に住みづけていれば、生活水準だけ上がって浪費に走るというのが周りを見ていると典型的なパターンのようです。
こんな暮らしを送っていると、会社にしがみついて生きていく人間になってしまいます。
まとめ
社宅制度はありがたい制度ですが、若手社員であれば、生活水準が上がってしまいお金の意識があまくなてしまい毎日飲み歩いているという人も多いような気がします。
一度、社宅から引越しをして、生活を回してみるといのもいい経験になるのではないでしょうか。
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