わかってはいながらも、仕事がなかなか終わらないという人へ向けて、いい本を読んだのでご紹介します。この本から学んだ仕事術は今の仕事に取り入れています。
この本を読んで学んだことを実践して、確実に時間内に仕事が終わるようになりました。

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あなたの仕事が終わらない理由は、「ラストスパート思考」だから
仕事が期限内に終わらない典型的なパターンは、はじめは余裕を感じて他の業務に専念をしていて、締め切りの前になって危機感を感じて、本気を出し始めるが結局終わらないということがほとんどだそうです。
仕事が終わらない本質な原因は、仕事負荷のの見積もりが十分できていないからです。
ここでは、ぎりぎりになってから仕事に取り組み始めることを「ラストスパート思考」と呼んでいます。ラストスパート思考では、初めの段階で生産性の低い働きかたをしてしまうために、仕事は終わらなくなってしまします。
終わらない結局の原因は以下の通りと説明しています。
- 安請け合いをしてしまう
- ぎりぎりまでやらない
- 計画の見積もりをしない
若手のうちは、やる気まんまんでなんでも「できます」といいがちですが、これは本当にその仕事ができる余力があるか気をつける必要があります。
20%の時間までに80%の仕事を終わらせよ
この本では、20%の時間で80%の仕事を終わらせる時間管理をおすすめしています。これを「ロケットスタート仕事術」と呼んでいます。
この仕事術のメリットはたくさんあります。
- はじめのだらだらがない
- 20%の時間で仕事のリスクを測定できる
- 目に見える形のものを素早く作ることができる
- 誤差に対応できる
常に緊張感をもって仕事することが生産性の向上のためには大切です。寝不足の時ややる気がない時は、全く仕事が進んでいません。意識してダラダラして時間を作らないようにすることで、生産性を平準化することができます。
また、終わらないのが前提の仕事を割り与えられた時は、できるだけに早めに業務負荷の交渉を行うようにしましょう。締め切りぎりぎりになってから終わりませんでは、軌道修正が難しくなります。そのため、20%の時間で80%の仕事ができるか挑戦してみて、終わりそうになかったら、想像以上に難しい仕事であるという判断をすることができます。
こうして、余裕をもった仕事をすることができれば、誤差に対応できるようになります。誤差とは、締め切りぎりぎりになって、変更がある時などの突然の対応のことを指します。この誤差を含めて仕事をすることを意識すると締め切り間際でバタバタすることはなくなります。
まとめ
仕事は余裕も含めて時間管理をする必要があります。そのためにも、初めのだらだらの時間をいかにして過ごさないかという工夫をしてみてはいかがでしょうか。
仕事がなかなか終わらないと悩んでいる人がご参考にしてみてください。
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