2019年の8月に日本マイクロソフトは全ての金曜にを休みとして「週休3日」を志向するようです。これは、有給を使うわけではなく、特別休暇扱いとなるため、有給は使用されません。なんて素晴らしい制度なんでしょうか。
休暇中の家族旅行や自己啓発、ボランティア活動向けに会社がプログラムを用意したり、費用を最大10万円補助したりする。平野拓也社長は記者会見で「短い時間で働き、よく休み、よく学ぶということが大切。仕事をするのが4日になるので、同じ仕事の仕方をしていてはアウトプット(成果)が出なくなる。違う仕事のやり方、考え方を誘発したい」と話した。
優秀な会社員に休暇が増えればますますに優秀になる
日本マイクロソフトの就職難易度を調べてみると就職難易度:9(運も必要レベル)でした。
http://syuushokunanido.com/cat0002/1000000144.html
優秀な会社員が休暇を取ってもただ、だらだらと過ごすはずがありません。ほとんどの人が自己研鑽などの仕事のスキルアップを目指すはずです。ぼくが会社員になって痛感するのは、学ぶ意欲はあるのだけれど仕事が多忙になってしまい多くの時間を割くことができないということです。家族がいるのであれば、自宅に帰ってきたら自分の時間を確保するのは難しいはずです。
しかし、金曜日が休日になってしまえば、家族もいないため自分の時間を十分とることができます。こうして、中途半端な企業に勤めている人と差がどんどん出てくると思います。何かを取り組み成果を出す上でも、それに費やす時間は決して無下にはできません。時は金成です。
今の時代は働き方の柔軟性が最高の福利厚生になっている
ぼくは大企業の工場部門にいたのでかなり働き方の柔軟性はありませんでした。フレックス制度はあるけども、毎日朝会があるため使用できない。住宅勤務制度はあるけども、介護をしている人しか使えない。など、工場勤務はとても働きづらかったです。
今は技術営業として、オフィスに勤務していますが、始業時間など比較的自由にとることができています。
会社には不合理なものがつきものです。無駄な会議とか楽しくない飲み会とか。しかし。今の時代は無駄なものを排除して生産性を高める合理的な働き方が最高の福利厚生なのでは無いでしょうか。
まとめ
大企業だからこそ、このような大胆な取り組みを積極的に実施してほしいと考えています。日本人が働きすぎであるという価値観が広まり、生産性がますます向上すれば、日本の未来は明るいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
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