選択理論としての褒める行動心理。褒めることは相手を操作するためじゃない。

普段の生活で何気なくやっている「褒める」という行為ですが、専門的な視点からみるとすごく奥が深いようです。

今回は「人間関係をしなやかにするたったひとつのルール」のご紹介です。

著者:渡辺奈都子
心理カウンセラーでありブロガーであるかたです。
ブログ「選択理論マニアのためのトリセツ」というブログを運営されています。
褒めることの考え方がガラリと変わる一冊でした。

選択心理とはなにか

選択理論は「人は自分の行動しかコントロールすることはできない」と捉える理論です。いわゆる、心理学の分野です。

嫌われる勇気で提唱されていたアドラー心理学も似たような考え方をしていて、自分は自分が変わり人生を幸せにする心理学です。

この選択理論を提唱するのは、精神科医のウィリアム・グラッサー博士です。以下の名言を残しています。

「幸福というものは、私たちが自分の行動に対して、喜んで責任を取る時に最も幸福がやってくる」

選択理論は全ての行動には目的があり、人は自分の行動を自ら選んでいると考えられています。

「人は変えられない」けれど「人は変わる」

選択理論では、褒めることは相手を操作するためではないとうたっています。

褒めることの本質的な意味は、「私は相手のことをちゃんとみていますよ」ということを空気のように伝えることにあります。

一般的な褒めるは、上司のご機嫌をとったり、後輩のやる気をあげるための「ごますり」をやりがちでした。まさに太鼓持ちです。

この方法に慣れてしまうと、簡単に物事を解決できた気になってしまい、仕事なんてこんなものかと思うようになってしまっていました。

本来の褒めるは信頼を積み重ねるためのものであり、意図的な褒めるほど効果がありません。

太鼓持ちに慣れてしまうと、純粋に相手の良いところを見つけて褒めることが難しくなってしまいます。しかし、呼吸をするように無意識的に褒めることができれば、相手と良好な関係を構築することができます。

もちろん褒めても人は変わりませんが、関係を変えることができます。

まとめ

褒めることは当たり前のようにやっていますが、考え方を少し変えるだけで、良好な人間関係を作るための大切な行動になるのかもしれません。

普段はなかなか恥ずかしくて褒めることができない自分ですが、勇気を出して褒めて相手を思う気持ちを表現しましょう。

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